最近読んだ本、「薔薇の花の下」

画像
狗飼恭子さんの「薔薇の花の下」

うん、ちょっと順番間違ったかも。
主人公の「五百沢今日子」はまぎれもなく作者のことで、作者の
日ごろ考えていることとか鬱憤とか葛藤とか。
先に狗飼さんのほかの小説を読んでから、この本を読んだら
もっと面白かったのかも。

女性というものは、こんなに物を考えてるものなのか・・・
そりゃそうだよね。
誰でも考えてるよね。
小説家とそうでない人の違いって、それを表現できるかどうかってことかな。

この小説で発見したお気に入りフレーズがあります。
ちょっとページがわかりませんので正確に引用できませんが
(自然のすばらしい音、生活の音を聞いているのが好きで、
なぜ、人工的に作った音楽というのを皆ありがたがるのかわからない)
というようなことが書いてありました。
ふーんなるほど、と思いました。

恋愛がうまくいって幸せでいると小説なんか書けない。
不幸になってはじめて小説が生まれるというくだりは、作者の
小説にかける執念というか、真面目さを感じました。

けっして女性向というわけでなく男性にもお勧めできる本です。

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック