最近読んだ本、硝子戸の中(うち)

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夏目漱石の「硝子戸の中(うち)」

岩波文庫 378円
新潮文庫 300円
講談社文庫 126円
角川文庫 316円


夏目漱石が「こころ」を書いた後に、胃の病気で寝込んでいて
家にこもっていたときに書いた随筆です。
(いや、直ってからの話だったかもしれません)。

漱石家のガラス戸の中に入ってくる人間。
ガラス戸の中からみた外の世界。
それらを漱石がどう思ってるのかとか、漱石の心の悩みとか。

すごく気ままに書かれていて、実在の人物もばんばん登場しちゃって、
しかも、思いっきり悪く書いてあったりする。
でも、その表現の仕方はいかにも漱石さんで、ものやわらかく丁寧で
それでいてチクリと効いている。

話はどれも、続きを聞きたい(読みたい)ものばかりですが、
淡々と書かれていて、ページがきたら、はい、次の話。

電車で10分くらい揺られて読むにはお勧めかも。
(おすすめって、「お勧め」「お奨め」「お薦め」のどれが正しいんだろう?)

ところで、作家が講演に呼ばれて、向こうでの扱いや礼儀にいやな思いをして
帰ってくるという話は池波正太郎さんも書いていらっしゃいましたね。
とくに大学とか高校とか。
昔でそれなら、今だともっとダメダメかもしれませんね。

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